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蘇民祭

(^^)/わーい、無事に帰ってこられました。
そうです、岩手の黒石寺蘇民祭です。

蘇民ポスター

今年の蘇民祭は2月16日〜17日にかけて行われました。
丁度土日だったんですね。

ということで、柳津の七日堂とは逆に、
今年は参加者が多いと言うことでした。

自分らを誘ってくださった長谷川さん、クマさんは
蘇民祭の大ベテランで、黒石寺の住職、洋香さんとも深い親交があるそうです。

自分らの他にも今年初参加という方が多くて
きっと、引率は大変だったと思います。

15日は、いつも通りの夜勤でして
16日の待ち合わせには夜の仮眠のみで向かいました。

東京駅なう

新幹線で寝ていこうと思っていたのですが、
もう、一緒に行く方とこれからの蘇民祭の話をしたりと
興奮で全く眠れず、アルコールも手伝って
超ハイテンション!!

新幹線内

東京駅から水沢江刺駅まで、12、170円の2時間44分。

昼過ぎに乗って、暗くなり始めた頃に到着です。
ちなみに、自分の師匠はこの水沢江刺駅で合流です。

びびびの師匠


どうも、違う裸詣りにでた後という、祭バカッぷり(^^)/
いやいや、尊敬しとるんですよ、本当に。

タクシーで黒石寺に向かって移動。
運転手さんも、色々な話をしてくれたが、
見学だけでもキツイのに、参加するなんて、もっての外とのお言葉。

出庫禁止

不安になりながらも、現地に着くとあたりは真っ暗。

でっかい角灯に導かれるように、我々の拠点となる
蘇民祭無料休憩所に入りました。

蘇民祭看板

休憩所1


ムシロで風を遮ってブルーシートで屋根を作っただけで、
藁束が床に並べられて、真ん中に炭が煌々と爆ぜていました。

休憩所2


この炭の熱で凍っていた土が溶けて、ドロドロと
田んぼのような泥濘になります。

荷物をおいて、メイン5つの儀式の説明をうけて、
自分らが参加する流れの通りの道順を歩いてきました。

見学会

見学会2

蘇民祭には大きく分けて、5つの儀式があります

夏参り祈願祭(裸参り)16日22:00〜
柴燈木登(ひたきのぼり)16日23:30〜
別当登(べっとうのぼり)17日02:00〜
 ・水垢離17日03:30〜
鬼子登(おにごのぼり) 17日04:00〜
蘇民袋争奪戦      17日04:30〜 

このうち、自分ら一般参加者が参加できるのは
夏参り、柴燈木登、蘇民袋争奪戦の3つです。

庫裡1


庫裡?くりって呼ばれる小屋で薬湯を貰い呑みました。
この薬湯、決してフゥフゥと、吹いて冷ましてはいけません。
福を吹いてしまうということで、お椀をクルクルまわして
冷まして呑みました。

寒い気温にグラグラ沸いた薬湯で庫裡はモイスチャーサウナのよう。

この庫裡の奥の井戸で、親方が別当登の時に水垢離をするそうです。
実は、特別に見せて頂いて、水も飲ませて頂きました。

夏参りで水をかぶる瑠璃壺川には薄い氷が張っていました。

さぁ、時間なんてあっという間です。

祭の始まりに、長谷川さん、クマさんが
住職さんに呼ばれて本堂に一行で向かい、
仏像を妙見堂に移す儀式が行われました。

ここから、蘇民祭の5つの儀式の始まりです。

休憩所で服を脱いで緊褌一番
先ほど薬湯を頂いた庫裡に向かいます。
こちらで角灯を借り受けて瑠璃壺川での水行に向かいます。

行くよっ2

行くよッ


ジャッソー!ジョヤサー!で気合いを入れて行きますが、
やっぱり、江ノ島のようなプラスの世界とは違いますね。
マイナス7度の世界には、生半端な気合いでは
押しつぶされそうです。

誰かのブログでみた「気合いでは乗り越えられない領域」ってのは
本当にあるんでしょうね。

ただ、やっぱりあの空気の中では水を被れるものですね。
角灯を観客に持って頂いて、いざ水の中に!

このときのかけ声は、「蘇民将来!」だそうです。

後から聞いた話では、このとき、左肩、右肩、左肩の順にかけるのが
綺麗な方法らしいのですが、周りをみて頭から被ってしまいました。
次回は頭から被るのはやめようっと(^_^;)

水をかぶったら、雪の階段を登って本堂の中を反時計回りに回って、
今度は階段を登って妙見堂にあがります。

この時、なんか知らないけど皆、妙見堂にお参りするもんだから
階段下で凄い待たされて、完全に震えの制御が効かなくなりました。

一緒にいった祭りの相棒も一時、焚き火に避難しました。

火に当たる


その後、その流れが解消されましたが、
かなりココだけで体温を消耗した感じです。
人数が多いので、時間がかかってしまったんですね。

この流れを3巡りすると、夏参りは終了です。

もう、休憩所に帰ってきても体の震えが止まりません((((;゚Д゚)))))))

しばらくして、次は柴燈木登りです。
この辺りから、雪がチラつき始めました。

柴燈木登り


柴燈木という二メートルくらいの見た目はキャンプファイヤー!
その上に裸の男たちが立って、角灯をもって、
ジャッソー!ジョヤサー!の掛け声と、大内節を唄います。

下の裸男たちは右回りに回るのです。
上で数分のジャッソー!ジョヤサー!と叫びましたが、
煙で喉肺目が痛くて高さで怖くて五分くらいで降りてしまいました。
正直、自分の中では、これが一番キツかったなぁ。

しばらくして、立ちくらみが起きたので、戦略的勇退( ̄^ ̄)ゞ
寝不足、体力不足を痛感して、自分は休憩所に途中で戻りました。

火に当たる2

まあ、同じような方が結構いらっしゃって、
特に年配の地元の方などが迎えてくれました。

『自分の体調みて戻るも休むも決めるといい!』

このあとは暫く、地元の方の儀式が続きます。
この間に、少し仮眠をとったり、話をしたりと身体を休めます。

自分らは先ほど薬湯を頂いた庫裡にもう一度伺って、色々地元の方とお話できました。

濡れたふんどしのまま寝たくなかったので、一度着替えて仮眠です。

新しい足袋とふんどし買っちゃいました。
自分の足のサイズは24,5なんですが25からしか有りませんでした。

足袋と褌

開けたホッカイロが全然暖かく成らない(´Д` )
この時開けたホッカイロは、10時間後の地元に戻ってきてから一番発熱してやがりました。

寒さで何度も目が覚めたものの、04:00からの鬼子登りです。

なんか、03:40くらいに師匠や長谷川さんに、呼ばれて本堂にいくと、地元の方に
『さあ、さあ、とっついて、とっついて!』
と、格子によじ登らせてもらいました( ̄^ ̄)ゞ
て事は、この場所で蘇民袋争奪戦まで・・・

一時間以上ココに腕の力で取り付いていろと(´Д` )
ひ弱なボウヤである、自分に最後まで務まるかしら?
なんて考えもしましたが、折角この場に居させてもらえるのなら、
まず考えるのは、気勢を上げ続けることですよね。

格子に取っつく2


はっきり言って、自分は柴燈木のあの高さで、
充分怖いくらいの高所恐怖症。
良く消防学校を、卒業できたもんです。

まあ、後から後から本堂に押し寄せてくる裸男たち。
さらに、数十台のカメラと閃光の華!
はい、スイッチ入ったっ!

格子に取っつく

あとは最後までココで声出し続けるよ〜。
途中ジャッソーとジョヤサーが、わかんなくなって
ジャッソイとか叫んでいたけど。

鬼の面を担いだ子供が背負われて、火の上を回ります。

暫くすると、蘇民袋が裸男の渦に入ります。

ふんどしもしない赤裸の親方が渦に飛び込んで蘇民袋に刀を入れました。

刀はすぐに格子の中の本堂に投げ入れられ、
中から小間木と呼ばれる小さな、木片がばらまかれました。

暫くは、この争奪戦です。

自分らはとにかく、気勢をあげ続けます。

暗かった空も、紫色に変わってきて、雪がどんどん降ってきます。

明け方が一番寒いって本当ですね。
下の揉み合いの男達と違って、上は寒いです。
声出してないとやってられません。
腕もかなりしんどいです。

蘇民袋が本堂から出ました。
我々も格子から降りました。

師匠がまっすぐ休憩所に向かいます。
追っかけて自分も炭火に当たって暖を取りました。

どんどん、蘇民袋争奪戦は遠くに行ってしまいます。
まぁ、ここは師匠について、ここでノンビリと・・・

「よし、じゃ15秒休憩したら行くぞ!」

(; ̄Д ̄)なんじゃと?

本堂の争奪戦で終了〜って感じの人が大半ですが、
50人くらいはまだ蘇民袋を取り合いながら雪道を
押し合いへし合いで進んでいます。

争奪戦1


うぁ、師匠、本当に走って行っちまいましたよ、
小走りで後を追いかけます。
すると程なく、消防ホースで囲まれた男の集団。

争奪戦2


さぁ、取っつきました。
朝の京浜東北線で鍛えられた俺を舐めんな!

と、ありもしない自分のスタンド、
クロウデッドトレインを発動させ渦の中にニジリニジリと
入り込んでいきます。

どれが麻袋だろう?

コレは誰かの褌だなぁ

!!うあ、股間握られた(>_<)

しばらくして、
「そうら、さいごだぞ〜」
と、瞬間足場が崩れて・・・・・

坂道から転げ落ちて行きました〜。

地元の人に助け上げられたかと思えば、
口の中にいきなり木札を突っ込まれて

「おまえは取主じゃないから、どいてろ」

と(^_^;)

木札1


おわた・・・終わったよ自分の蘇民祭。

このときは全然気がつきませんでしたが、
帰宅して風呂入ったら、無数の切り傷が。

終わったね


気がつけば明るくなっていますね。
本堂に帰る道すがら、観光客を乗せたバスが通り過ぎました。

集合

表彰式1

木札2


表彰式も終えて、荷物もとりまとめ、
タクシー3台で水沢江刺駅に向かい、
皆で新幹線に乗り込みました。

で、こんな感じ


お疲れクマさん
お疲れ様でした、クマさん

この祭は、原始的で神様、仏様、自然、日本、人間…
色々な力を感じられる行事だと感じました。

普段経験することもない寒さ、暑さ。
休憩して、励まされて、奮い起こして、
意外な自分のタフさというか、生きる力って結構すげぇなと
素直に感じましたね〜。

小渡の天王祭でも感じましたが、
火と水で、カミなんですね。

小さい傷を体中につけて
泥だらけの靴とズボン、
燻製のようなニオイを身にまとって、
参加者さん皆笑顔で良い御貌で笑っていました〜。

次回も参加するなら、絶対にゴム長でくる!

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