黒石寺蘇民祭

と言うわけで、僕の蘇民祭第二弾!
始めに言っておく、長いぞ、長文だぞ、オチないぞ。

黒石寺蘇民祭!!

話題のポスター

安心してください〜!
なんてベタなことを言うつもりも、無かったのですが、いや、これ本当に似ているなぁ。
魔道書「蘇民祭同人誌」にも、列記されているお方がポスターになるなんて!

夏参りでのカラ札噛みやら、柴燈木煙幕やら、素敵写真の撮られ方をよく工夫されていて、僕もあやかって二匹目のドジョウを狙おうと考えております。

今回も、例によって旧正月よりの精進を行いました!
精進イヴ、旧大晦にはニンニクたらふく食べた!

にんにく

そのあとは大人しく、昆布出汁と菜っ葉生活です。

そんな精進期間も光の矢のように過ぎ、なんとなく家族の食った薬味のネギが口に入ったような気もしたが、それ以外はプリキュア的な精進ブレイクもなくセーフだったと一線を引いた!

さて、出発当日!
黒石寺蘇民祭は明日の夜だが、今夜は五大尊蘇民祭の前夜祭!
それよりも何よりも、水沢の蘇民喫茶DeeDee'sCaféに顔を出したいので、上野駅集合を朝の9:00に設定した。
運転ありがとう、てるぅさん。

DeeDee’sCaféではマスターと明日からの蘇民祭についてとか、4K画像で放送された動画をみてとか、いろいろ話してモチベーションを上げた。
昨年、あれだけ「小島よしお」を見かけなかったと言っていながら映像を見たら隣同士でいることが多かった。

ますたー


色々あって、黒石寺到着が14日の18:40位だった。
すでに駐車も多く、人で賑わっていた。
角灯や足袋、褌が売っている売店の「うめさん」はまだ開店していませんでした。

到着

到着2

軽く、夏参りの瑠璃壺川の様子を覗いて見たけれど、凄い勢いで流れていた。
雪解けの水が大量に流れ込んできているんでしょうね。

毎年お世話になっている精進小屋で吉見さん並びに、皆さんに挨拶をして荷物を置かせていただいた。
知り合いがどんどん集まってくることで、テンションも上がっていく。

チーム

今回はおそろいのチームユニフォームで決めてチーム参加されている方々が多かったですね。
みんなデザインが格好良くて羨ましい!
黒石寺とか蘇民祭とか書いてあるシャツで地元を闊歩したいところです。
埼玉じゃ誰も気づいてくれないだろうけれどねぇ。

今年は雪が無くて車で来られること、日曜日開催など参加、見学しやすい環境だったのかもしれません。
蘇民食堂も男女関係無く混み混みでした。

ざんさん

そんな中、蘇民食堂にて「とにかく明るい生ザンさん」ハッケーン!!
早速写真を一緒に撮らせて貰いました!

しょくどう

うどんおでん

ネギトラップを華麗にスルーする為にキツネうどんを注文。
おでんも練り物の代わりの高野豆腐が旨かった〜。

五大尊でも御世話になった保存會の親父様達とも数時間ぶりの巡り逢い。

dd


勿論、チームDeeDee’sのアジトにもちょっかいを掛けにいった。
このみんなに挨拶して廻る時間が大好きです。

準備良し
まずはこの場に来られたことを乾杯!

おのさん
東京では色んな祭でご一緒させて頂いています。

おのでらさん
面倒見の良い小野寺さん

はせがわさん
山内節を教えてくれた長谷川さん。

さて、泥濘の精進小屋の中、夏参りの準備を致しましょう。
褌を締めるのが苦手な方も数人いらっしゃいました。
そのうちの1人が、めんこいTVのアナウンサーさん、
愛されるアナウンサー滝澤悠希君です。

写真、とっておけば良かった!!
まぁ、アナウンサーなのに、TVカメラのないところでも頑張る頑張る。
とにかく勤勉で、とにかく挑戦的で、とにかく見た目と裏腹にタフなのだ。
あの音はなんですか? 鬼子ってなんですか?薬湯ってどんなモノですか?
その都度、吉見さんとか、長谷川さんとか丁寧に教えてあげていて、
それをシッカリニュースで伝えようとメモをとる姿が凄く好印象。

妙見様


吉見さんや長谷川さんは妙見様を妙見堂に上げるお仕事に行かれた。
大事な大事な余所者の役目のひとつだ。
いつか、僕もこの役が出来たら嬉しい。

夏詣りが始まった
薬湯を頂く庫裡の横の木戸を叩きながら邪正の掛け声で待つ。
次第にみんなが様々な祈願の書かれた角灯を揺らしながら集まってくる。
キョロキョロみていたら、ひとつの角灯に
「よそ見しない」と書かれていたので、真剣に木戸を叩くことに専念。
木戸が開かれると、角灯を持っていない面々は角灯を借りて、山内川へ。
御薬師様の名から瑠璃壺川と呼ばれる禊ぎ場は既に多くのカメラマンがスタン張る。

今回は流れも速く、奥まで行くのは危険と判断されていたので、
僕ら四人も二人づつ入ることにした。
丁度、一組が角灯を預かって、バトンタッチする良い形だ。
思っていたとおり、水そのものは身を切ると言う程ではない。
乾燥肌対策のワセリンが旨く効いたのか、水弾きが良くすぐ乾いた気もする。

急な階段の足場も、凍り付いたりはしていないが、
一陣の風が抜けるときだけは一気に体温を奪われた。

結論から言えば、寒くないわけないんだよ!!
寒さに弱すぎる相棒も、今年初めて3周りできた。
コレは三周できなきゃ駄目ってもんじゃないから、
自分のペースで良いと思うけど、こういう自分の中だけの
嘘偽り無い達成感は心底嬉しいと思う。

蘇民祭の中でも、原始を感じる部分だ。
三周が終わり、精進小屋に戻って暖をとる。
地面が冷えた泥濘のために、足から体温を奪われていく。


迷ったンだけど、僕は濡れた下帯と足袋のまま柴燈木に流れ込むことにした。
水属性の方付与された褌と足袋の方が柴燈木のダメージから身を守ってくれそうで。
(柴燈木は一度死んでよみがえる為の儀式らしいけどね)


さてその前に、薬湯薬湯!
あそこで色々お話するの大好き。
先ほどは薬湯どころか夏詣りが始まっちゃったしねぇ。

「薬湯ってなんですか?」
愛されるアナウンサー滝澤君が聞いて来たので、一緒に連れて行く。
しどろもどろに、福が逃げるから、フーフーしちゃ駄目だよとか、
拙い説明をするも、要領の良い子でお椀をクルクル回しながら呑んでいた。

庫裡の中には空港で「Youは何しに日本へ?」の
インタビューを受けたという外国からの参加者さんが来ていた。
この2人に付いてくれば絶対に面白い番組になっていたのにねぇ。
そんなこんなで、長々と薬湯とおしゃべりを楽しんでいたら、

またやっちまった。

清め

道の払い(清め?)が始まっちゃった。
先ほどの角灯を借りた木戸が開き、角灯と手木が渡される。
折角だから滝澤君、参加してみなよ〜と話したら超乗り気!
大好きだ、こういう子。

少し薬湯で出遅れたら手木がなくなっちゃったンだけれど、
そこはチャンと役員さんが見ていてくれているもので
誰かが数本持って行こうとしていた手木を帰して貰って彼に手渡してくれた。

「腰を低〜くして道を清めて、あの前の蘇民袋を守るんだよ、掛け声はヨォ〜ね!」
「掛け声はユゥ〜ォォォだ!」

法螺貝と気合いの掛け声が何とも言えない空気を作る。
角灯の道が本堂までゆっくりゆっくり進んで行く。
僕らは横で一緒に掛け声の参加だ。
小野寺さんが滝澤君に色々丁寧に教えて上げているのが本当に素敵だなと思った。

清めが終わったら今度こそ柴燈木だ!

僕らは出遅れたンだけど、なにコレ凄い煙。
四年前の柴燈木以上の煙じゃない?
そして、既にみっちりと男衆が柴燈木で燻されていた。
消防学校での煙中活動訓練だって、ここまで酷くなかった(^^;)
頭を切り換えよう、ここは、そうだね、山内節だ!

柴燈木俺

そういちふんどし



柴燈木の周りを廻りながら二番までしか覚えていない山内節を怒鳴る。
歌うんじゃ有りません、怒鳴るんです。
三番からは何となく、母音だけを怒鳴りました。
怒鳴らないと、必死の男達の邪正の声には遠く及ばない。
コレはあと十人ぐらいで必死に怒鳴れば柴燈木での山内節を復活出来るんじゃないかな?

山内節

そして、来年は、角灯に歌詞書いてくる!!!
数年後はチャンと暗記する!

僕の頭は御薬師様の嫌いな鶏の脳ミソなんで、三歩でクリンナップされます。
煙が少し引いたなぁと思って見上げたら、丁度ゴルゴダの丘にイエス様が降臨されていた。
それはそれはオシャレな奇跡を目の当たりにした。

柴燈木照

火が消える前にパシャリ〜

その後は蘇民袋争奪戦のエントリーを済ませて、少し休憩だ。
別当登りに関しては僕らは関与することは無い。
仮眠をとるのも良いが、とてもじゃないけれど、眠れるわけがない。

周りの方と色々とお話出来る機会だ。

せなか

池袋で日本酒居酒屋を出しているという話を聞いた。
蘇民祭が無事に終わって無事帰れたら、飲みに行こう。
昨日同じケンジの宿に泊まったというカメラマンさんとも挨拶が出来た。
このブログを読んだ事があるという方からも声を掛けて頂いた。

もう、この時間が滅法界に仕合わせで幸せだ。
御薬師様の御陰様に間違いない。

さ、鬼子登りの時間である。
なんやかんやと、親方を引き上げる大役を仰せつかりました。

柴燈木の清めで本堂で転んだり、五大尊で福銭撒きに失敗したり、
神輿では拍子木に新しいリズムを刻んだりと多くの格好悪い姿を披露してきた僕です。
そんな重大な役目をやれば当然、何かやらかす。それは勿論、丁重に

お引き受けいたしました!!

正直、初参加で小野寺さんや長谷川さんに色々教わりながら
果敢にチャレンジしていた滝澤君をみて感化されたんです。
柴燈木で咳と涙でグチャグチャになった彼は格好良かった。

というわけで、格子の真ん中に取っついた。
この上に来るのは勿論、初めてじゃない!

それでも、真ん中は緊張する。
これから壱時間ちょっと、蘇民袋が来るまでここで鬼になる。

格子の奥に向かって「出せ出せ」と口汚いヤジを飛ばす。
下に集まった男衆と一緒に邪正常屋作と叫ぶ。

てんかんを起こすかと思うくらいのフラッシュの中で、もう声が枯れてもいいから叫ぶ。
松明と鬼子が堂を廻る。
格子の奥では親方達が準備をしている。
僕の役目は、長谷川さんと一緒にこの親方を引き上げること。
そして、蘇民袋を切り裂く刃物を安全に始末すること。
親方も無事引き上げ、刃物も格子の中に落とした。
引き裂かれた蘇民袋は今回の大人数のなかで揉みくちゃになっている。

小間木もいつもほど上に上がってこない。

上から見ていると、どこが中心かは一目瞭然。
「こーいち、獲りにいっておいで!」
長谷川さんに促されて、跳んだ。

とんだ


結果、袋には触れたけれど小間木はその時にはつかめなかった。
その後はもう、揉みくちゃ。
いつもは80人くらいの争奪戦だけれど、実行の人に聞いたら141人エントリーしていたとか。
とにかく、人の肘が痛い。
下手したら、あばら持っていかれるかも。
でも、そんなことよりも、小間木と蘇民袋だ。

幸い、一個だけ拾った。
今年はそれで充分。

男衆は本堂を抜け、階段へ。
お一方、救急隊の担架で運ばれたけれど、大丈夫だったのだろうか?
本当に無事を祈るばかりである。
階段でも、一向に前に進まない肉団子。
それでも、うっすらと夜が明けかけた頃には、国道に出ていた。
いつもは落下防止の消防ホースが食い込んで非常に痛い。
やっぱり、人数が多いんだな。

にくだんご


昨年に引き続いて雪のない地面は滑らないのでみんなの足運びは当然
小刻みになってお互いの足指を踏みまくる。
くぁ、ベンツよりハマーにしておくべきだったか!!
消防ホース誘導も、どうも片側が婦警さんが数人力負けしているようでどうしても片側に流される。
片側の車線に車が通るたびに止まれの合図がかかる。

勿論、すぐには泊まらない。
このご時世だと、小一時間、通行止めにって訳には行かないんだろうねぇ。
止まれって言いながらも、消防ホースは引っ張られて、肉の中にいると軽いパニック。
今どの辺にいるんだろう?

ちょっと、そんなふうに気を散漫にするとあっと言う間に外周に弾き出されてしまった。
こりゃいかん!とおもって周りを見回せば、あと五十メートルほどで決勝点じゃないか!
既にシルバーゾーンで待機する人もちらほら。

ん〜〜〜、うんもう一度肉の中に入ろう!!
汗の御陰か思った以上に切り込んでいけた。
!!!紐だ!!!
これ辿れば・・・・・・
と思った瞬間どうなったのか一気に加速したのか
肉団子に取り込まれて、決勝点まで落ちていた。

決勝点


だめだ、コレは袋は誰かがシッカリ握っている。
早い内に抜け出そう。

と思った瞬間

どん!どん!どんどん!!

ぐはぁ、なんか通常とは別方向に肩の関節が曲がっていく。
ドンドン重くなっていく。
終いには後頭部の盆の窪に誰かの膝が乗っかっている。
コレがピンヒールなら良かったのにぃぃぃ!!

やっと抜いて貰ってて顛末を見物していたら、なんと
昨日一緒に五大尊に参加した方が取り主じゃないか!

いやはや、本当にお疲れ様でした。
猿のゴブラン織りは欲しかったけど、充分すぎる興奮を味わった。

おつかれ


帰りはアベさん達と昔の蘇民祭の話を色々聞かせて貰いながら帰った。

滝澤君とポスターと

滝澤君、お疲れ様〜。

もう、早い人は帰り支度も終わっている。
ざっと、見回ってゴミだけ纏めて忘れ物をみて、僕らも帰ろう。
その場その場で蘇民祭に関わったみんなに出来るだけ声をかけながら。

最後

本当にお疲れさまでした。

【おまけ】
このあと、水沢石田温泉で泥と汗を流して暖を取った。
蘇民祭に参加したであろう人が大勢いた。
急いで脱衣して、泥まみれの褌も解いた瞬間、コロンっと。
見れば、小間木が転がって行くではないか。
振り向くと、数人がウンウンと、微笑む。
きっと、コレは蘇民祭あるあるだな。

それにしても、泥、おちねぇ。

【おまけ2】
今年の精進明けはDeeDee’sさんのジンギスカンに混ぜて頂いた。
そのだつくし先生の漫画にあったとおり、タレまで旨かった。
貴重な芯棒まで握らせて頂いて、来年の抱負を皆さんのまえで話す機会が有って嬉しかった。
帰宅したらすぐにでもプリキュアを見ようと決心。

ジンギス1

ジンギス2

ますた2


【おまけ3】
帰りは早かった。
体感だけど。
本当にごめん、てるぅさん、殆ど寝てた。
サイゼリアでの反省会で呑んだビールとペペロンチーノはきっと至高のメニュー
手に入れた小間木は、病気で参加出来なかった人に!

【おまけ4】
なにげに、ジャッソーと叫んで撮った写真はみんな2008年の
佐藤さんのポスターと同じ表情になった。
「う」の口なんですね、あれ。

【おまけ5】
そういえばこの日はふんどしの日。
泥濘での着替えは、パンツよりふんどしが良いな。
ズボン脱がないで締め変えられるのが良い。
いいか、履くモノじゃねぇ、締め込むもんだ!


蘇民祭に関わった皆様、本当にありがとうございました。
長々と読んでくださった方、本当にお疲れ様でした。

集合


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Re: No title

返信方法が無いので、こちらに当たり障り無いことを。

今まで裸でいて、風呂で裸の付き合いも無いものですが、やっぱり格別ですね。
祭からの、風呂からの、ジンギスカンは最高でした。
酒があればもっと最高( ´ ▽ ` )ノ
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神輿好きな自分の祭参加ブログです。拍手やコメントを貰えると喜びます。

響こーいち

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